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野島伸司の名言

P.281
「僕たちは、愛するために生まれました」
「僕たちは苦しむために生まれたわけじゃありません。無責任な大人が作った二十世紀は、矛盾や欺瞞にみちていたが、僕たちは苦しむために生まれたわけじゃない」
「ときどき心ない人に出会うと、後ろから殴りたい衝動にかられますが、僕たちは傷つけるために生まれたわけじゃありません。ときどき心ない人に出会うと、不安定になり、息苦しくなりますが、僕たちは傷つけられるために生まれたわけじゃありません」
「僕たちはときどきもうひとりの自分を作りあげます。それは、苦しみや悲しみから逃げるためかもしれません。他人から見れば逃避かもしれません。でも、それはその時点ではきっと正解なんです。もうひとりの自分との話し合いでそうするからです。つまり、本当の自分のよき理解者であり、友達なんです。だから、いかなる人も孤独になることはありません。すべての人に必ず、もうひとりの自分という友達がいます。その友達を、僕たちは悪いやつだと思うときがあります。臆病で、残酷だったりするやつだと思ったりするときがあります。でも、真実は違う。臆病で残酷だったりするのは、友達ではなく本当の自分です。なぜなら、友達は本当の自分を救うために存在するからです」
「さて、この素晴らしい友達と僕たちは別れなければいけません。そうしないと、僕たちはいつまでも彼や彼女に甘えてばかりいるからです。……それはいつなんでしょう?」
「愛する人とめぐり合ったときです。寂しさも悲しみも苦しみも、もうひとりの友達にかわって、愛する人が共有してくれるからです。」
「さぁ、愛する人を探しに行こう。愛せる人を探しに行こう。リバーシブルのジャンパーさ、愛される自分を今度は表にして。僕達は、愛する人の前で一日のことを話し、笑い、泣いて、抱き締め合い、キスして、セックスする。そして勇気をもらい、同時に与える。……僕たちはただ愛するために生まれました。ただ、僕たちは……」
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幻冬舎

P.229
「愛とは恋のように思い出にもできず、失えば誰かを好きになる回路すら奪われるものであり、瞬間にして永遠で、疑わず、あきらめず、そして喜び、怒り、哀しみ、救われるものだと。恋する人と出会い、長い時間をかけて魂が寄り添うことなんだ。それが愛なんだ。誰もが手に入れられるものじゃない。まして、生まれながらに持ってるものなんかじゃない」
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幻冬舎

 

P.324
「大場君を殺したのは、ここにいるみんなです」
「あたしを含めて、直接イジメにかかわった人、からかうようにたきつけた人、見て見ぬふりをした人、知らなかった人、ここにいる全ての人が大場君を殺したんです。あなた達には実感がないんです。きっと生きている実感がないんです。なにか大きなものに流されて、自分がなんなのか分からないでいるんです。人間なのか、体の中に何色の血液があるのか、傷つけると痛みをかんじるのか。それが分からないあなた達は友達の体から赤い血が流れ、苦痛に顔を歪めて、孤独や絶望で表情を失っていくのを見てほっとするんです。友達を傷つけることで、生きている実感を感じようとするんです」
「勘違いしないでください。友達にいくら赤い血が流れていていても、涙が溢れていても、それはあなた達自身じゃない。あなた達は人間だとは言えません」
「みんなが生まれたことだけで、もうとても素晴らしいことなの。生きてることだけで素晴らしいことなの。自分自身の存在に早く気づいて」
「自分を愛するように、友達も愛して」
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幻冬舎

P.312
「そいつは俺より偉くねぇし、俺もそいつより偉くはねぇってことさ。でかい家に住んだり、いい車に乗ってるやつは偉くねぇ。ただそいつはそれが欲しかっただけなのさ。東大を出たからって偉くねぇ。ただそいつは頭が良かっただけだし、オリンピックに出たからって偉くねぇ。ただそいつは体に恵まれただけじゃないか。政治家だって別に偉くねぇ。ただそいつはなりたかっただけなのさ」
「努力してもダメなことってのはあるんだ。どうやってもビリにしかなれねぇやつだっている。人間それぞれ細胞ってやつが違うんだしね。だいち、他人に恩恵のない努力なんて偉くねぇ。人より上に立ちたいための努力なんてちっとも偉くないんじゃねぇか。俺たちは車やテレビじゃねぇんだ。他との性能をいつもいつも嫌でも比べられちまう。そんな視線にゃ、そんな社会にゃうんざりなんだ」
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