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野村克也の名言

ニッポン放送

 

P.126
さて一流になる人と、一流近くまでいきながら二流で終わる人の差はどこにあるのか。私は、「俺は俺」という強烈な自我の有無だと思う。
己を恃むことのできない人は、ぎりぎりのところで”その他大勢”と同調行動をとりがちである。もともと農耕民族である日本人は、”皆と同じ”でないと不安になる傾向がある。
それゆえ、”君が行くなら俺も行く”的な同調行動は、現在でも社会のあらゆるレベルに見ることができる。
それにあえて反発し、人のやっていない練習をする、人が遊んでいるときにやる、人がやっているときにはわざとチンタラやる、人とは違う言動をする――
一流になっている人にはこういう部分が必ずある。
大勢が横一列に並んでスタートする競争世界で、人と同じことをやっていれば勝てないのは当たり前だ。答えは、独自の方法でやるか人より余計にがむしゃらにやるかとわかっているのに、ヤクルトにはどちらの伝統もない。「和する」のは美徳だが、実力世界に生きる者、それだけではダメなのだ。

P.162
プロでの経験や実績が、イコール知識ではない。理論、哲学までのぼりつめてこそ、世の中で通用する知識ではないのか。
私はそんな思いを抱きながら黒板ぎっしりと書き、いっぱいになると裏返してもらって書く作業をくり返す。ところが、どんなに熱を入れて話そうと、マンガやイタズラ書きばかりして決してメモしようとしない選手が一人いた。長島一茂である。
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