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中村俊輔の名言

察知力

幻冬舎

P.15
足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。何もわからないより、よっぽど素晴らしい。「敗戦から得るものはない」と言う人もいるかもしれない。でも僕は、負けても得るものはあると考えている。
歯が立たない、自分はまだまだと思えたら、それはそれで素晴らしいことだと感じている。だって、課題が見つかったってことだから。ラッキーだと感じる。その課題を克服すれば、「また自分の引き出しが増えるな」と。僕はそういう思いをしたくて、ヨーロッパに来たといっても過言ではないから。

P.25
壁がないとイヤなんだ。普通にただ単純にサッカーをやっているのは、落ち着かない。常に追われているくらいが、僕にとってはちょうどいい。

P.46
「体験」というのは貴重なもので、その人にとっての宝物だと思う。まったく同じ感情で同じ状況で、同じ"経験値"で、同じことに遭遇することは滅多にないはずだから。
そういうひとつひとつの"宝物のような体験"を、忘れてしまったらもったいない。だから、ノートがある。
まったく同じことはなくても、似たようなことが起きるのも人生だと思うし、そういうときに同じ過ちを繰り返すことで、時間を無駄にしたくない。
だからこそ、サッカーノートは欠かせない。

P.95
うまくいかないときは必ずある。壁が見えるときはまだいいほうだ。それを乗り越えればいいだけだから。でも、壁すら見えないときもある。
そういうときは、考える。
必ずそこに存在するはずの壁を察知する。必死で壁を探す。
壁が見つかれば、よっしゃ、という気分になる。
次はそれを乗り越えるために必要なことを考える。
乗り越えたら、また強くなれるから。
もちろん、理不尽で解決できない壁もある。
そういうときは、壁からちょっと逃げるというか、考え方を変えて方向転換する。「これだけ頑張ってもどうにもならないのか、だったら」と別に道を探すことが必要なときもある。どうしようもないことも、現実には存在するから。
そのあたりの空気を察知することも、現実には存在するから。

P.100
刺激がなくなったとき、それを手にするために環境を変えることは、ひとつの手段として、当然の選択だろう。
しかし、ただ環境を変えるだけでは、ダメだと思う。
「未来の自分」「なりたい自分」を想定し、そのために必要な環境を選ぶこと。それができないと、ただ環境を変えただけでは、何もプラスにはならない。なぜなら、環境を変えることが、現状からの逃避で終わってしまうこともあるから。

P.128
僕は悔しさを味わいたくて、日本を出たのだ。

P.168
その日にできる最善のことを、それがたとえ一番キツイことであっても、100%でやっている。
そんな毎日を過ごし、妥協してこなかったから、今の自分がある。
妥協しない姿勢は、僕が接したすべての選手、外国人選手であっても、誰にも負けない。

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