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ノルウェイの森

1Q84

新潮社

Book1 P.22:タクシーの運転手
「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」

Book1 P.344:青豆
「でもね、メニューにせよ、ほかの何にせよ、私たちは自分で選んでいるような気になっているけど、実は何も選んでないのかもしれない。それは最初からあらかじめ決まっていることで、ただ選んでいるふりをしているだけかもしれない。自由意志なんて、ただの思い込みかもしれない。ときどきそう思うよ」

Book1 P.358
悪い予感というのは、良い予感よりずっと高い確率で的中する。

Book1 P.359:小松
「君は小説家になりたいんだろう。だったら想像しろ。見たこともないものを想像するのが作家の仕事じゃないか」

Book1 P.525:あゆみ
「あいつらはね、忘れることができる」
「でもこっちは忘れない」
「歴史上の大量虐殺と同じだよ」
「やった方は適当な理屈をつけて行為を合理化できるし、忘れてもしまえる。見たくないものから目を背けることもできる。でもやられた方は忘れられない。目も背けられない。記憶は親から子へと受け継がれる。世界というのはね、青豆さん、ひとつの記憶とその反対側の記憶との果てしない闘いなんだよ」

Book1 P.530:タマル
「警察なんて何の役にも立たない。見当違いなところで見当違いなことをやって、話がますます面倒になるだけだ」

Book2 P.36:安田恭子
「私にはあなたの知らない過去がたくさんあるの。誰にも作り替えようのない過去がね」

Book2 P.44:牛河
「何か重要なものを創り上げるには、あるいは何か重要なものを見つけ出すには、時間がかかりますし、お金がかかります。もちろん時間とお金をかければ立派なことが成し遂げられるというものじゃありません。しかしどちらも、あって邪魔にはなりません。とくに時間の総量は限られています。時計は今もちくたくと時を刻んでいます。時はどんどん過ぎ去っています。チャンスは失われていきます。そしてお金があれば、それで時間を買うことができます。買おうと思えば、自由だって買えます。時間と自由、それが人間にとってお金で買えるもっとも大事なものです」

Book2 P.75:タマル
「人間にとって死に際というのは大事なんだよ。生まれ方は選べないが、死に方は選べる」

Book2 P.181:天吾の父
「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ」

Book2 P.230
目の前に為すべき仕事があれば、それを達成するために全力を尽くさないわけにはいかない。それが私という人間なのだ。

Book2 P.237:さきがけのリーダー
「神は与え、神は奪う。あなたが与えられたことを知らずとも、神は与えたことをしっかり覚えている。彼らは何も忘れない。与えられた才能をできるだけ大事に使うことだ」

Book2 P.497
このまま逃げ出すわけにはいかない。いつまでも怯えた子供のように、前にあるものごとから目を背けて生きていくことはできない。真実を知ることのみが、人に正しい力を与えてくれる。それがたとえどのような真実であれ。

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