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芥川龍之介賞

芥川龍之介の名を記念して、直木賞と同時に昭和10年に制定された。各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。正賞は懐中時計、 副賞は100万円。授賞は年2回。上半期(12月1日〜5月31日までに公表されたもの)の選考会は7月中旬、贈呈式は8月中旬。「文藝春秋」9月号に掲載。下半期(6月1日〜11月30日までに公表されたもの)の選考会は翌年1月中旬、贈呈式は同2月中旬。「文藝春秋」3月号に掲載。 選考委員は池澤夏樹・石原慎太郎・黒井千次・河野多惠子・高樹のぶ子・宮本輝・村上龍・山田詠美の各氏。

■受賞年の「上」は上半期、「下」は下半期です。

      回(受賞年)      受賞者          受賞作                                 掲載誌
141回(2009上) 磯崎憲一郎 終の住処 新潮
140回(2008下) 津村記久子 ポトスライムの舟 群像
139回(2008上) 楊逸 時が滲む朝 文學界
138回(2007下) 川上未映子 乳と卵 文學界
137回(2007上) 諏訪哲史 アサッテの人 群像
136回(2006下) 青山七恵 ひとり日和 文藝
135回(2006上) 伊藤たかみ 八月の路上に捨てる 文藝春秋
134回(2005下) 絲山秋子 沖で待つ 文學界
133回(2005上) 中村文則 土の中の子供 新潮
132回(2004下) 阿部和重 グランド・フィナーレ 群像
131回(2004上) モブ・ノリオ 介護入門 文學界
130回(2003下) 綿矢りさ 蹴りたい背中 文藝
130回(2003下) 金原ひとみ 蛇にピアス すばる
129回(2003上) 吉村萬壱 ハリガネムシ 文學界
128回(2002下) 大道珠貴 しょっぱいドライブ 文學界
127回(2002上) 吉田修一 パーク・ライフ 文學界
126回(2001下) 長嶋有 猛スピードで母は 文學界
125回(2001上) 玄侑宗久 中陰の花 文學界
124回(2000下) 堀江敏幸 熊の敷石 群像
124回(2000下) 青来有一 聖水 文學界
123回(2000上) 松浦寿輝 花腐し 群像
123回(2000上) 町田康 きれぎれ 文學界
122回(1999下) 藤野千夜 夏の約束 群像
122回(1999下) 玄月 蔭の棲みか 文學界
121回(1999上) なし なし なし
120回(1998下) 平野啓一郎 日蝕 新潮
119回(1998上) 藤沢周 ブエノスアイレス午前零時 文藝
119回(1998上) 花村萬月 ゲルマニウムの夜 文學界
118回(1997下) なし なし なし
117回(1997上) 目取真俊 水滴 文學界
116回(1996下) 柳美里 家族シネマ 群像
116回(1996下) 辻仁成 海峡の光 新潮
115回(1996上) 川上弘美 蛇を踏む 文學界
114回(1995下) 又吉栄喜 豚の報い 文學界
113回(1995上) 保坂和志 この人の閾 新潮
112回(1994下) なし なし なし
111回(1994上) 笙野頼子 タイムスリップ・コンビナート 文學界
111回(1994上) 室井光広 おどるでく 群像
110回(1993下) 奥泉光 石の来歴 文學界
109回(1993上) 吉目木晴彦 寂寥郊野 群像
108回(1992下) 多和田葉子 犬婿入り 群像
107回(1992上) 藤原智美 運転士 群像
106回(1991下) 松村栄子 至高聖所アバトーン 海燕
105回(1991上) 荻野アンナ 背負い水 文學界
105回(1991上) 辺見庸 自動起床装置 文學界
104回(1990下) 小川洋子 妊娠カレンダー 文學界
103回(1990上) 辻原登 村の名前 文學界
102回(1989下) 瀧澤美恵子 ネコババのいる町で 文學界
102回(1989下) 大岡玲 表層生活 文學界
101回(1989上) なし なし なし
100回(1988下) 李良枝 由煕 群像
100回(1988下) 南木佳士 ダイヤモンドダスト 文學界
099回(1988上) 新井満 尋ね人の時間 文學界
098回(1987下) 三浦清宏 長男の出家 海燕
098回(1987下) 池澤夏樹 スティル・ライフ 中央公論
097回(1987上) 村田喜代子 鍋の中 文學界
096回(1986下) なし なし なし
095回(1986上) なし なし なし
094回(1985下) 米谷ふみ子 過越しの祭 新潮
093回(1985上) なし なし なし
092回(1984下) 木崎さと子 青桐 文學界
091回(1984上) なし なし なし
090回(1983下) 高樹のぶ子 光抱く友よ 新潮
090回(1983下) 笠原淳 杢二の世界 海燕
089回(1983上) なし なし なし
088回(1982下) 唐十郎 佐川君からの手紙 文藝
088回(1982下) 加藤幸子 夢の壁 新潮
087回(1982上) なし なし なし
086回(1981下) なし なし なし
085回(1981上) 吉行理恵 小さな貴婦人 新潮
084回(1980下) 尾辻克彦 父が消えた 文學界
083回(1980上) なし なし なし
082回(1979下) 森禮子 モッキングバードのいる町 新潮
081回(1979上) 青野聰 愚者の夜 文學界
081回(1979上) 重兼芳子 やまあいの煙 文學界
080回(1978下) なし なし なし
079回(1978上) 高橋三千綱 九月の空 文藝
079回(1978上) 高橋揆一郎 伸予 文藝
078回(1977下) 高城修三 榧の木祭り 新潮
078回(1977下) 宮本輝 螢川 文芸展望
077回(1977上) 池田満寿夫 エーゲ海に捧ぐ 野性時代
077回(1977上) 三田誠広 僕って何 文藝
076回(1976下) なし なし なし
075回(1976上) 村上龍 限りなく透明に近いブルー 群像
074回(1975下) 岡松和夫 志賀島 文學界
074回(1975下) 中上健次 文學界
073回(1975上) 林京子 祭りの場 群像
072回(1974下) 阪田寛夫 土の器 文學界
072回(1974下) 日野啓三 あの夕陽 新潮
071回(1974上) なし なし なし
070回(1973下) 森敦 月山 季刊芸術
070回(1973下) 野呂邦暢 草のつるぎ 文學界
069回(1973上) 三木卓 すばる
068回(1972下) 郷静子 れくいえむ 文學界
068回(1972下) 山本道子 ベティさんの庭 新潮
067回(1972上) 宮原昭夫 誰かが触った 文藝
067回(1972上) 畑山博 いつか汽笛を鳴らして 文學界
066回(1971下) 東峰夫 オキナワの少年 文學界
066回(1971下) 李恢成 砧をうつ女 季刊芸術
065回(1971上) なし なし なし
064回(1970下) 古井由吉 杳子 文藝
063回(1970上) 古山高麗雄 プレオー8の夜明け 文藝
063回(1970上) 吉田知子 無明長夜 新潮
062回(1969下) 清岡卓行 アカシヤの大連 群像
061回(1969上) 田久保英夫 深い河 新潮
061回(1969上) 庄司薫 赤頭巾ちゃん気をつけて 中央公論
060回(1968下) なし なし なし
059回(1968上) 大庭みな子 三匹の蟹 群像
059回(1968上) 丸谷才一 年の残り 文學界
058回(1967下) 柏原兵三 徳山道助の帰郷 新潮
057回(1967上) 大城立裕 カクテル・パーティー 新沖縄文学
056回(1966下) 丸山健二 夏の流れ 文學界
055回(1966上) なし なし なし
054回(1965下) 高井有一 北の河
053回(1965上) 津村節子 玩具 文學界
052回(1964下) なし なし なし
051回(1964上) 柴田翔 されどわれらが日々
050回(1963下) 田辺聖子 感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ 航路
049回(1963上) 河野多惠子 文學界
049回(1963上) 後藤紀一 少年の橋 山形文学
048回(1962下) なし なし なし
047回(1962上) 川村晃 美談の出発 文学街
046回(1961下) 宇能鴻一郎 鯨神 文學界
045回(1961上) なし なし なし
044回(1960下) 三浦哲郎 忍ぶ川 新潮
043回(1960上) 北杜夫 夜と霧の隅で 新潮
042回(1959下) なし なし なし
041回(1959上) 斯波四郎 山塔 早稲田文学
040回(1958下) なし なし なし
039回(1958上) 大江健三郎 飼育 文學界
038回(1957下) 開高健 裸の王様 文學界
037回(1957上) 菊村到 硫黄島 文學界
036回(1956下) なし なし なし
035回(1956上) 近藤啓太郎 海人舟 文學界
034回(1955下) 石原慎太郎 太陽の季節 文學界
033回(1955上) 遠藤周作 白い人 近代文学
032回(1954下) 庄野潤三 プールサイド小景 群像
032回(1954下) 小島信夫 アメリカン・スクール 文學界
031回(1954上) 吉行淳之介 驟雨・その他 文學界
030回(1953下) なし なし なし
029回(1953上) 安岡章太郎 悪い仲間・陰気な愉しみ 群像・新潮
028回(1952下) 松本清張 或る「小倉日記」伝 三田文学
028回(1952下) 五味康祐 喪神 新潮
027回(1952上) なし なし なし
026回(1951下) 堀田善衛 広場の孤独・漢奸・その他 中央公論他
025回(1951上) 石川利光 春の草 他 文學界
025回(1951上) 安部公房 近代文学
024回(1950下) なし なし なし
023回(1950上) 辻亮一 異邦人 新小説
022回(1949下) 井上靖 闘牛 文學界
021回(1949上) 由起しげ子 本の話 作品
021回(1949上) 小谷剛 確証 作家
020回(1944下) 清水基吉 雁立 日本文學者
019回(1944上) 小尾十三 登攀 國民文學
019回(1944上) 八木義徳 劉廣福 日本文學者
018回(1943下) 東野邊薫 和紙 東北文學
017回(1943上) 石塚喜久三 纏足の頃 蒙疆文學
016回(1942下) 倉光俊夫 連絡員 正統
015回(1942上) なし なし なし
014回(1941下) 芝木好子 青果の市 文芸首都
013回(1941上) 多田裕計 長江デルタ 大陸往来
012回(1940下) 櫻田常久 平賀源内 作家精神
011回(1940上) なし なし なし
010回(1939下) 寒川光太郎 密獵者 創作
009回(1939上) 長谷健 あさくさの子供 虚實
009回(1939上) 半田義之 鶏騒動 文藝首都
008回(1938下) 中里恒子 乗合馬車 他 文學界
007回(1938上) 中山義秀 厚物咲 文學界
006回(1937下) 火野葦平 糞尿譚 文學会議
005回(1937上) 尾崎一雄 暢氣眼鏡 他 人物評論
004回(1936下) 冨澤有爲男 地中海 東陽
004回(1936下) 石川淳 普賢 作品
003回(1936上) 鶴田知也 コシャマイン記 小説
003回(1936上) 小田嶽夫 城外 文學生活
002回(1935下) なし なし なし
001回(1935上 石川達三 蒼氓 星座